ヴイエムウェアは11月14日、次世代版「VMware Data Services Manager」を発表した。同製品は、vSphere上でデータベースを管理・利用するためのプラットフォームで、VMware Data Solutionsのラインアップの一つ。
IT管理者はVMware Data Services Managerの利用により、データサービスに対し、インフラポリシーの完全な制御など、VMwareのネイティブインフラ管理環境のメリットを享受できる。データチームとデータベース管理者は、データポリシーを完全に制御しながら、オンプレミスのデータベースなど最高水準のデータサービスに対するセルフサービス機能を事業部門に提供できる。
あわせて、データサービスに関するGoogle CloudとMinIOとの新しい各パートナーシップも発表された。
具体的には、Google Cloud AlloyDB Omniが、VMware Data Services ManagerとVMware vSAN を通じて、サードパーティ製のPostgreSQL互換データベースとして初めてVMware Cloud Foundationと統合される。
VMware vSANでAlloyDB Omniを実行した場合、標準のPostgreSQLと比較して、さまざまなクエリとワークロードにおいてトランザクションのパフォーマンスが2倍以上、分析のパフォーマンスが最大で100倍に達するという。
また、MinIO オブジェクトストアが、VMware Data Services Managerを通じて、サードパーティ製のオブジェクトストレージとしては初めてVMware Cloud Foundationとネイティブに統合される。