Gunosyは11月7日、社内のIT活用とDX(デジタルトランスフォーメーション)推進に課題を持つ企業に向けて、ChatGPTを搭載した業務支援特化の生成AIサービス「ウデキキ」の提供を開始することを発表した。
ChatGPTの認知度は高まりつつあるものの、その活用率は15%とまだ高くはないという(野村総合研究所「日本のChatGPT利用動向」)。これに対し同社では、活用が進まない要因が具体的な活用イメージを持ちにくく、質問方法が困難であるからだと考え「ウデキキ」を開発したという。
今回同社が提供を開始するウデキキは、ChatGPTを搭載した業務支援特化の生成AIサービスだ。さまざまな「スキル(機能)」を用いて、誰でも簡単にChatGPTを業務に活用できるようになることを目的とする。プロンプトに関する知識を持たなくても業務の効率化が見込めるとのことだ。
提供するスキルは、通常のChatGPT同様に使える汎用型生成AIのほか、ビジネスメールの作成、議事録作成、目標設定、プレゼン資料の構成作成、アンケートや数値からの顧客分析、HTML / CSS作成のサポートなど。
全社導入の前にまずは一部の部署から試したい企業に向けて、50ユーザーまで月額10万円で試せるライトプランを提供する。同プランは従量課金やユーザー数課金ではなく、1人からでも申し込みが可能だ。