Microsoftは10月12日(現地時間)、公式ブログ「What's New in Sales Copilot – October 2023」において、営業アシスタントAIソリューション「Microsoft Sales Copilot」の新機能をアナウンスした。
最新版のSales Copilotでは、電子メールの概要を任意のレコードタイプでCRMに保存できるほか、電子メールの自動生成機能が向上している。
Sales Copilotは、Microsoft 365とMicrosoft Teamsを通じて、CRMシステムへの顧客情報の登録や取得を自動化する営業担当者向けのアプリケーション。生成AIが統合されており、メールコンテンツを作成したり、メールの会話や会議の内容の要約などを作成したりすることができる。
最新版のSales Copilotには、次のような新機能が追加されたという。
- 電子メールの概要を、管理者が設定したレコードタイプに保存できるようになった
- 電子メールコンテンツの作成機能が向上し、より柔軟により素早くメッセージを作成できるようになった
- 接続されたレコードに対する検索で、レコードタイプによるフィルタリングが可能になった
- Sales CopilotからSalesforce CRMにサインインする際、Power Platform管理者がDataverse環境の管理者として自動で設定されるようになった
- People.aiによる顧客インサイトが強化され、販売者の作業フローに顧客との関係を直接織り込めるようになった
- Viva Topicsによる会議の概要作成が強化された
各機能の使用方法については以下の公式ドキュメントで詳しく解説されている。