BIPROGYは10月10日、BIPROGYバンキングアプリ「#tsumuGO_mobile(ツムゴウモバイル)」を地域金融機関向けに、2024年3月から提供開始すると発表した。
「#tsuuGO_mobile」は、BIPROGYと百五銀行が協業提供する金融機関向けバンキングアプリのうち、サービス提供型方式にあたるBIPROGYバンキングアプリであり、「百五銀行スマホバンキング」アプリをベースとしている。
「百五銀行スマホバンキング」では、新規口座開設の90%以上がアプリを利用しており、アプリ口座の1カ月当たりの利用率は84~85%を維持しているという。
「#tsuuGO_mobile」は、「地域のお客さまと一緒に”紡ぎ”あげるアプリ」をコンセプトに、段階的にサービスを提供する。
フェーズ1では、バンキングアプリと勘定系サービスを連携してフルバンキング機能を提供することで、金融機関の業務を効率化する。
フェーズ2では、さまざまなニーズを持った顧客に対し、アプリ利用者向け説明会の実施や電子ギフト・エンタメを活用したキャンペーン支援などで、「誰でも使える」利用ユーザー数拡大を支援する。
フェーズ3では、利用顧客の利便性向上や地域の住みやすい街づくりに貢献する機能を拡充する。顧客とのデジタル接点を地域サービスとの連携、顧客のライフイベントに沿ったサービス、子供向け金融リテラシー向上支援などを拡大し、デジタルだけでなく、営業店などの対面相談などとも連携する。
京都中央信用金庫も同アプリの採用を決定しており、百五銀行のノウハウを活用して業務効率化と顧客満足度向上を目指す。