米Oktaは10月4日(米国時間)、AIを活用することで、優れたエクスペリエンスを構築し、サイバー攻撃から企業を守ることができるAI機能スイート「Okta AI」を発表した。
「Okta AI」は、Workforce Identity CloudとCustomer Identity Cloudに組み込まれており、最新のAIモデルとOkta独自のクラウドソース脅威インテリジェンスとアイデンティティのデータを使用して、リアルタイムのアイデンティティに関わるアクションを支援する。
「Okta AI」は、1万8,400社以上の顧客やOkta Integration Networkの7,000以上の統合サービスからの匿名化されたインサイトや、利用状況、ポリシー、脅威、リスクシグナルに関するデータなど、過去15年間に蓄積された膨大なデータを活用する。
新製品のIdentity Threat Protection with Okta AIは、企業が脅威を未然に防ぎ、これまで以上に迅速に対応できるようにするもので、Okta AIが、エコシステム全体にわたって、アイデンティティ脅威の検出と修復を自動化する。
OktaはGoogle Cloudと協業し、Okta AIとGoogle Vertex AIサービスを連携する。Vertex AI は、AIソリューションから検索や会話、100以上の基盤モデル、統合AIプラットフォームまで、生成AIを構築して使用するために必要な機能を提供するサービス。