AI insideは9月26日、7月に正社員および経営者・役員として働いている20〜59歳の男女1,161名を対象に実施した「生成AIの活用実態・意向を把握するための調査」の結果を発表した。
生成AIの認知に関する設問では、「知っている・聞いたことがある」と回答した生成AI認知者は55.5%、「知らない・聞いたことがない」と回答した生成AI未認知者は44.5%の結果となった。
生成AIのビジネス活用状況に関する設問では、「継続利用している」と回答した生成AI継続利用者はわずか7.8%にとどまり、「利用したことはあるが継続利用していない」と回答した生成AI未継続利用者も同様に7.8%のみとなった。また、「利用経験なし」と回答した生成AI未利用者も84.4%と大多数を占める結果となった。
生成AI未利用者を対象に、生成AIをビジネス活用しない理由を聞いた設問では、「回答結果の正確性に懸念がある」が28.7%で最も多い結果となった。2位以降の回答は、「使い方のイメージがわかない」(21.6%)、「法整備が不十分なことに懸念がある」(20.5%)、「AIによるバイアスなど倫理的観点に懸念がある」(19.4%)と続いている。
生成AI認知者を対象に、職場で活用する生成AIサービスを選定する際に重視するポイントを聞くと、第1位は「セキュリティの信頼性の高さ」で41.5%となった。続いて、第2位は「回答精度の高さ」で30.6%、第3位は「導入費用の妥当性」で25.5%となっている。