Hajimariは9月6日、従業員規模100~300名の中小企業の経理担当者101名を対象に実施した「インボイス制度の経理業務に関する意識調査」の結果を発表した。
「あなたは、インボイス制度開始に伴い、現状と比較して経理業務の負担が増えると思いますか」という質問では、「非常にそう思う」が33.7%、「ややそう思う」が50.5%で、計84.2%がそう思う派の回答が得られた。
上記の質問で「非常にそう思う」「ややそう思う」と回答した人に、「インボイス制度開始に伴い、負担が増えると思う業務を教えてください」と聞くと、「登録番号の確認、記載」が71.8%、「請求書や領収書が適格かどうかの確認」が64.7%、「適用税率の計算」が48.2%という声が寄せられた。
加えて「あなたは、インボイス制度開始に伴い、週平均どの程度業務量が増えると思いますか」と聞いた質問では、「30分~1時間未満」が25.7%で最も多く、「1時間〜1.5時間未満」(17.8%)が続く結果となった。
「あなたは、インボイス制度に対応する上で、経理業務の専門性が必要になってくると思いますか」と聞いたところ、「非常にそう思う」が24.8%、「ややそう思う」が49.5%の計74.3%が肯定派となった。
また「あなたは、インボイス制度に関して、自身の知識量が十分だと思いますか」と聞いた質問では、「あまりそう思わない」が37.6%、「全くそう思わない」が12.9%と、約半数の人が自分の知識量が不十分であると回答する結果となった。