サイバーエージェントは9月1日、同社グループで動画制作を手掛ける6秒企画、3DCGコンテンツの企画制作を手掛けるCyberHuman Productionsの2社を合併し、Cyber AI Productionsとして始動することを発表した。
新会社はブランド領域における動画制作から3DCG、バーチャルプロダクションなど最先端技術を活用した広告・コンテンツの企画制作までをワンストップですべて内製のチームで手掛ける。
サイバーエージェントは2019年にCyberHuman Productionsを設立し、3DCGスキャニング技術、3Dモデルデータを活かしたデジタルヒューマン・3DCGコンテンツの企画制作をはじめ、リアルタイム合成や巨大画面のLEDウォールを用いた撮影システムといった技術を活用し、企業のマーケティング活動を支援する取り組みを行ってきた。
また同年にはYouTubeのバンパー広告など短尺の広告クリエイティブを中心に企画制作を行うデジタルネイティブな動画制作プロダクションとして、6秒企画を設立。Web動画からテレビCMまでを手掛け、プロデューサー、エディター、ディレクター、カメラマンなどのクリエイターが所属している。
今回の合併により、サイバーエージェントが研究開発を行うAI技術、そしてバーチャルプロダクション、3DCGなど最先端のクリエイティブテクノロジー、自社のスタジオ設備を最大限活用し、広告クリエイティブ・コンテンツの制作にワンストップで取り組んでいきたい考えだ。