福知山市とパナソニック ホールディングス マニュファクチャリングイノベーション本部、パナソニック プロダクションエンジニアリングは8月25日、昨年6月6日に締結した連携協定に基づき開発した学校給食食器の導入を完了し、9月4日より福知山市立小中学校(全23校)での使用を開始することを発表した。

  • 福知山市立小中学校で使用を開始した環境配慮型食器

    福知山市立小中学校で使用を開始した環境配慮型食器

パナソニックグループが開発した「kinari(キナリ)」は石油由来材料の削減と100%再生可能な材料として、リユースカップやカトラリー、ボタン等への活用が進んでいる。

今回、福知山市内の森林間伐材を原材料として使用した「kinari」を用いて、福知山市と共同で独自の環境配慮型食器を製品化。9月4日より、福知山市立小中学校(全23校)において、全児童生徒分 約6,700セットの学校給食食器の使用を開始する。

  • 福知山市内の森林間伐材を原材料として使用した「kinari」を用いて、福知山市と共同で独自の環境配慮型食器の製品化を実現

    福知山市内の森林間伐材を原材料として使用した「kinari」を用いて、福知山市と共同で独自の環境配慮型食器の製品化を実現

福知山市とパナソニックグループは今後、学校給食食器にとどまらず他の分野への展開による地域課題の解決に共同で取組みを進め、環境負荷低減による持続可能な社会の実現をめざすとしている。