日鉄ソリューションズ(NSSOL)は7月24日、企業向けの業務変革に向けた、生成AI/ChatGPT活用支援サービスを同日から提供することを発表した。
同サービスには、生成AI導入に向けた企画構想、生成AIを活用した業務設計および実システムの構築・運用、従業員への定着、全社への横展開支援まで含まれる。同社は、同サービスの提供を通じて、それぞれの企業の業務課題に対応する生成AIを活用した業務変革をワンストップで行う。
同サービスは4つのフェーズに分けて提供される。フェーズ1では、自然言語処理技術を研究してきた研究員による基礎知識講義やChatGPTのハンズオン研修を通じた活用イメージ想起とAzure OpenAI Serviceを用いたChatGPTの試用環境構築を行う。
フェーズ2では、フェーズ1の実施状況を踏まえ、ideagramなどを活用したアイデアソンにより業務課題・アイデアの可視化を行い、生成AIを活用した課題解決に向けた仮説検証を行う。「ideagram」は、VISITSが特許権を保有するCI技術(コンセンサス・インテリジェンス技術)を搭載し、成功確率の高い新規事業アイデアを技術等のシーズの組み合わせパターンから自動抽出する技術。
フェーズ3では、生成AIの業務適用についてのトライアル環境を構築しPoCによって課題解消につながるかを検証する。
フェーズ4では、ソフト面、ハード面の環境を整備して実運用をスタートするとともに、実運用結果をモニタリングする仕組みを構築し、適用ユースケースの数を増やす。