Sansanは7月10日、契約DXサービス「Contract One」が、マイクロソフトのAzure OpenAI Serviceを活用した「AI要約機能」の提供を開始したことを発表した。

  • 「AI要約機能」画面イメージ

    「AI要約機能」画面イメージ

契約DXサービス「Contract One」は、契約書を正確にデータ化してデータベースを構築し、ビジネスにおける資産として全社で活用できるソリューション。定型質問または質問内容の問いかけによって必要な契約情報を検索できるように、GPTを活用したContract One AIによる文章内検索機能を提供している。

今回「Contract One」に追加されたAI要約機能は、専門的で難しい文言を分かりやすい表現に変更しながら契約書を要約する機能。「契約先」「概要」「期間」などを中心にデータ化済みの契約書情報を瞬時に要約し表示。企業名などで必要な契約書を検索し、AI要約のタブに移動するだけで箇条書きでわかりやすく要約された文章が表示される。

これにより、法務担当者が契約書の概要を把握する際はもちろん、営業担当者などが商談前の短い時間に企業との契約概要を把握し、交渉材料の一つとして活用することも可能となる。