Twitterの共同創業者が開始したSNSサービスBlueskyが7月5日、800万ドルの調達に成功したことを明らかにした。初の有料サービスも発表している。
Twitterに競合するサービスとしてMetaがThreadsを発表したのと同時期に、すでにプライベートβにあるBlueskyが資金調達を発表した。
今回の調達はNeoが主導し、Kubernetesの共同開発者であるJoe Beda氏、Red Hat創業者のBob Young氏などが参加する。Neoはメンターシップコミュニティを標榜するスタートアップのアクセラレーターで、Twitterの元幹部のSuzanne Xie氏が共同創業者に名を連ねている。
得られた資金を利用して、チームの拡大、運営コストとインフラコストの管理、自社が採用するオープンソースのATプロトコルのエコシステムの成長などに取り組むとしている。
Blueskyは併せて、初の有料サービスについても触れている。具体的には、ドメインレジストラのNamecheapと提携し、容易に独自ドメインを購入できるようにした。数分以内にカスタムドメインをBlueskyとATプロトコルのハンドルネームに設定できる、としている。
広告のビジネスモデルは「長期的にはネガティブな結果をもたらす」とし、「ソーシャルネットワークを維持するためには広告目的でユーザーのデータを得る必要のない戦略が必要」としている。