Rimoは6月27日、AI文字起こし/議事録サービス「Rimo Voice」について、ChatGPTを活用した大型アップデートを実施したことを明らかにした。これにより、文字起こししたデータを元に自動編集を行い、議事録や記事など、作成したい文書の形式に合わせた成果物を生成する「AIエディタ」機能を追加した。

AIエディタ機能では、テンプレートで形式を指定して自動編集を行った後に、AIに指示を出して手直しできるほか、手入力での調整のみで最終成果物まで作成できるようになった。同サービスは、これまで文字起こし後に必要だった編集時間の短縮と業務効率化を支援する。

  • 「AIエディタ」を追加した

    「AIエディタ」を追加した

Rimo Voiceは、AI技術を活用して文字起こしや議事録の作成を支援するサービス。会議の議事録や会話の記録、取材内容の文字起こしなどに利用できるようで、1時間の音声データを5分程度で文字化可能だという。

今回の大型アップデートにより、Rimo Voiceで音声データや動画データを文字起こしした後に、議事録や記事など作成したい文書の形式に合わせてテンプレートを利用した自動編集に対応できるようになった。生成されたすべてのテキストにはタイムスタンプが表示されるため、いつでも元のデータを確認できるとのことだ。

  • 自動編集の例

    自動編集の例