ネットアップは6月16日、ブロック・ストレージの新製品、ランサムウェア攻撃からのリカバリを保証するプログラムを発表した。

SANに特化したフラッシュストレージシステムの新シリーズとなる「ASA A(オール・フラッシュSANアレイ)」はシックスナインのデータ可用性を保証しているほか、NVMe/FC、NVMe/TCP、FC、iSCSIプロトコルに対応している。

また、有効な保守サービス期間内において、3、4、5年ごとに最新のストレージ・コントローラへの継続的なアップグレードを追加費用なく提供する。

「NetAppランサムウェア リカバリ保証プログラム」は、ONTAPが備える主要な組み込みセキュリティ機能とランサムウェア保護機能のユニークな組み合わせに基づくもの。

ONTAPは、既知の悪意のあるファイルタイプを自動的にブロック、複数管理者の検証による不正管理者と悪意のあるユーザーのブロック、ストレージ管理者でさえも削除ができない改ざん防止スナップショットによるデータの保護を提供する。

ONTAPのスタンドアローン・ランサムウェア保護技術により、攻撃の検出、緊急スナップショットの即座取得、数分での回復を実現するという。

NetAppまたはパートナー企業による支援を得ても、データをコピーから復元できない場合は、NetAppが補償を提供する。