Microsoftは現在、Windows 11におけるファイルエクスプローラの再設計に取り組んでいる。今回の再設計は、2012年リリースのWindows 8で行われたもの以来、最大の変更になると言われている。Microsoftは依然として新しいファイルエクスプローラに関する公式な発表を行っていないが、Windows Latestは未公開の初期バージョンにアクセスできたとして、その詳細を伝えている。
Windows Latestによると、新しいファイルエクスプローラにおける主な変更点には以下があるという。
- コントロールや検索バーのデザイン変更
- ホームボタンを備えた新しいヘッダーの追加
- 検索バーの高速化
- Microsoft 365が統合され、ファイルエクスプローラで365コンテンツが表示されるようになった
- サイドバーが更新され、新しい詳細ペインが追加された
- 新しいギャラリービューの追加
ギャラリービューは、新しいファイルエクスプローラにおける大きな変更点だという。これはディレクトリ内の写真などのコンテンツを美しく表示する機能で、Microsoft フォトのギャラリーのような見た目でコンテンツを並べて表示してくれる。
新しいファイルエクスプローラでは全体的なデザインが劇的に変わったという印象は受けないものの、細かな機能や表示が改善されており、より直感的で合理的なUXが実現されているようだ。
このファイルエクスプローラの新バージョンの正式公開の時期は不明だが、Windows Latestでは、2023年10月頃にリリース予定のWindows 11 23H2で一般公開が開始される見込みだと伝えている。