ソフトバンクは5月31日、社会人向けの「東大データサイエンススクール」を運営する東京大学エクステンションと連携して、ソフトバンクが提供する企業向けのAI・DX人材育成サービス「Axross Recipe for Biz(アクロス・レシピ・フォー・ビズ)」の「Enterpriseプラン」において、「東大データサイエンススクール」の講座の一部の提供を、2023年4月に開始したと発表した。
「Axross Recipe for Biz」は、ソフトバンクが2022年6月から本格提供している企業向けのAI・DX人材育成サービス。ソフトバンクの現役のエンジニアや外部のエンジニアが、実際のビジネスの現場で取り組んだAI(人工知能)の活用事例や、そこで得たプログラミングなどのノウハウが教材化され、AIを中心としたさまざまなテーマで、500以上のコンテンツをすべてオンラインで学習することが可能。
「Axross Recipe for Biz」の2種類の料金プラン「Enterpriseプラン」と「Basicプラン」のうち、「Enterpriseプラン」で「東大データサイエンススクール」の三つの講座を受講することができるようになった。
ソフトバンクは、この他にも「ChatGPT入門」や「AI倫理ガバナンス」の講座の追加など、オリジナルコンテンツの拡大を進めているという。今後もAI・データ活用に関する人材育成プログラムの強化に取り組み、企業の人材育成やDX(デジタルトランスフォーメーション)の推進を支援していく考えだ。