PwCコンサルティングは5月17日、DX(デジタルトランスフォーメーション)を通じた成果創出に不可欠な、全社員のスキル底上げを支援するサービス「リスキリングビヨンドDX」の提供を開始すると発表した。

同サービスは、個人・事業部単位の実現したい成果創出に向け、通常の業務をしながら、成果創出に即したスキルを都度習得していくことを前提としており、以下の3つのステップから成る。

(1)現状を踏まえた成果定義・育成設計

現状の業務・従業員のスキルアセスメントを踏まえ、DXを通じて実現したい成果および成果創出のために求められる人材・スキルを、個人・事業部単位で定義し、育成設計を行う。

(2)成果創出・スキル習得トレーニング

成果創出に向け求められるトレーニングを、実践と座学にて提供する。デジタルを理解し適切に活用する「デジタルスキル」に加え、ビジネス変革を構想し具体化する「ビジネススキル」、DX推進プロジェクトの実行を支える「パーソナルスキル」の3つをカバーしており、個人・事業部単位でカスタイマイズしたプログラムを設計します。これにより、実際のビジネス・業務に転移可能なスキル習得が可能となる。

(3)モニタリング・フィードバック

リスキリングの状況を定期モニタリングするとともに、外部環境の変化に対応した新たな必要スキルの特定を行い、必要に応じて成果の定義や育成設計にフィードバックを反映することにより、継続的にリスキリングの仕組み変革を実行する。

  • リスキリングビヨンドDX のアプローチ