ファインディは4月25日、395名のITエンジニアを対象に実施した「転職や働き方に関するアンケート調査」の結果を発表した。
「オフィス出社の割合が増えたことによる転職意欲の影響はありましたか」という質問では、リモートワークから出社回帰の影響を受けて、転職した/転職活動中と答えた割合は44.8%という結果になった。
その一方で、「出社割合が増加しても転職意欲なしから変化がない」層は3割超という結果になっており、この結果について、同社はたとえ出社回帰となったとしても、現職に残りたいと思える価値を提供できるかどうかがITエンジニアの定着につながるポイントとなりそうだ、との見方を示している。
年収における、現在の働き方の現状を聞いた調査では、年収800万円以上の層の現状9割がリモートメイン勤務だということが分かった。
しかし2022年9月に調査した時と比較すると、全年収帯でのフルリモート勤務の割合は減少傾向となり、オフィスへの出社が戻ってきていることが分かっている。