インテックは3月24日、マネージド型企業間ネットワークである「統合型閉域ネットワークサービス(EINS/MOW DCAN)」を「統合型セキュアネットワークサービス」に名称変更し、2023年4月から新しい働き方やDX推進に合わせたSASEを実現するための新機能「セキュアゲートウェイ」(以下、セキュアGW)を追加し、提供開始することを発表した。
同社は、これまで提供していた「統合型閉域ネットワークサービス(EINS/MOW DCAN)」に、SASE機能として「セキュアGW」という新機能を追加し、その名称を「統合型セキュアネットワークサービス」に変更した。
同サービスでは、新機能のセキュアGWを用いた、セキュアなインターネットアクセスが可能。アクセス機能、セキュリティ機能、運用管理機能を提供することで、ID認証やWebプロキシを介したインターネット接続を可能とし、不正アクセスやマルウェアなどの脅威から守る。
また、顧客がオンプレミス環境の業務システムをクラウド環境に移行する中で、セキュリティやネットワーク品質のリスクからインターネット環境に接続できない場合でも、閉域網を介して接続することで、安全かつ高品質なITインフラ環境を構築することが可能。閉域網とインターネットの併用により、ネットワークのBCP対策を実現できるとしている。
今後は同サービスにSD-WANやZTNAなどの機能を拡張し、より最適化されたネットワークを提供するということだ。