Widsleyは3月16日、携帯回線とIP回線を利用できるCTIツール「Comdesk Lead」のアップデートを行い、携帯電話の音声データを自動で文字起こしすることが可能になったと発表した。今回のリリースでは、通話時間が1分以上の会話を自動で文字起こしする。
「Comdesk Lead」はこれまで営業時の録音データを提供してきたが、今回のアップデートで携帯電話による営業活動に関しても、自動テキスト化が実現された。
これにより、ブラックボックス化しやすい携帯電話における会話を可視化するとともに、これまで録音データを確認していた管理業務も工数を削減できることが期待される。
加えて、顧客とのコミュニケーションにおけるエビデンスを確保することで危機管理機能の向上も見込める。
さらに、担当者が「どんな対応をしているのか」「顧客の問いに適切な回答ができているか」を確認したり、成功事例をトークスクリプトにテキストをそのまま反映したりといった形で、テキストデータを活用することで、応対品質・営業の質も向上できる。
今後は、「キーワード検索」「頻出単語検索」「NGワード検索」機能を今後アップデートしていく予定で、これらの機能アップデートの一つ目として精度の高いテキスト化を実装したという。