booost technologiesは2月28日、サステナビリティ経営を加速するプラットフォーム「booost Sustainability Cloud」の提供を開始することを発表した。同サービスは自社およびサプライチェーンの二酸化炭素排出量や、その他の環境データ、人的資本、ガバナンスなどESG(Environment:環境、Social:社会、Governance:ガバナンスの頭文字を取ったもの)の開示項目を可視化できるという。
同サービスはESGデータをダッシュボードに集約するポータル機能を持ち、3つのプロダクトで構成される。1点目は二酸化炭素排出量を算定し削減を促す「booost GX」。自社および海外拠点を含むグループ会社の二酸化炭素排出量を可視化する。
2点目はサプライチェーンの二酸化炭素削減状況を可視化する「booost Supplier」。サプライヤーごとに製品・部品単位や工程単位での活動量を一括収集可能で、サプライヤーへの入力依頼機能とサプライヤーの回答送信機能を備える。二酸化炭素排出量の算定結果は「booost GX」へ自動反映される。
3点目はESGパフォーマンスの管理を支援する「booost ESG」だ。これは、二酸化炭素排出量以外の水や資源などの環境データ、人的資本、ガバナンスデータを収集する。なお、これらの機能は2023年7月にリリース予定とのことだ。