フィッシング対策協議会(Council of Anti-Phishing Japan)は2月13日、「フィッシング対策協議会　Council of Anti-Phishing Japan｜ニュース｜緊急情報｜イオン銀行をかたるフィッシング (2023/02/13)」において、イオン銀行を偽るフィッシングの報告を受けていると伝えた。

メールの件名としては、以下が確認されており注意が必要(下記以外の件名が使われている可能性もある)。

  • 【イオン銀行】からのお知らせ

確認されている偽サイトとしては、次のURLが挙げられている(下記以外のURLが使われている可能性もある)。

  • https://●●●●.cn/?ib.aeonbank.co.jp/●●●●

報告されている詳細内容は次のとおり。

  • セキュリティシステムのアップグレードに伴い個人情報を再確認する必要があるといった旨のメールが送られてくる。リンク先はフィッシング詐欺サイトになっており、アカウント情報の窃取、口座情報の窃取、個人情報の窃取が行われる。メールはところどころ日本語が不自然で、注意深く読めば違和感に気がつくことができる
  • 2023年2月13日の時点で、フィッシングサイトは稼働している
  • フィッシング対策協議会　Council of Anti-Phishing Japan｜ニュース｜緊急情報｜イオン銀行をかたるフィッシング (2023/02/13)

    フィッシング対策協議会　Council of Anti-Phishing Japan｜ニュース｜緊急情報｜イオン銀行をかたるフィッシング (2023/02/13)

フィッシング詐欺に使われているWebサイトは一見しただけで判別することが難しい。真偽の確認を行うには、メールやメッセージに含まれているリンクからたどるのではなく、公式アプリやWebブラウザに登録したブックマークなどからアクセスするなどの操作を行い、確認を行うことが望まれる。

フィッシング対策協議会は、フィッシングサイトやフィッシングメールを発見した際は同協議会まで報告してほしいと呼びかけている（参考「フィッシング対策協議会　Council of Anti-Phishing Japan | 報告」）。