1月30日、無料でラジオを聴くことができる定番のスマートフォンアプリ「radiko」が全面リニューアルを開始。約2週間をかけて従来バージョンアプリを並行稼働させながら新バージョンアプリへと移行する"カナリアリリース"で展開する。

  • (同社資料より)

ユーザーの意見を反映して改良された新たなradikoは、ホーム画面を刷新。背景色はダークモード(黒)、放送中の番組をスワイプでザッピングするようなクールなユーザーインタフェースを備える。ホーム画面には「おすすめの番組」や「急上昇」、「人気番組」のほか「#気分転換におすすめ」「#音楽との出会いが楽しめる」などタグ付けされた番組も表示され、検索画面の改善やキーワード、ジャンルごとの検索にも改善を加えることで、新たなラジオと出会える仕組みをユーザーに提供する。また、従来のマイリスト機能は番組ごとにフォロー機能になり、お気に入りの番組の放送開始を聴き逃さない仕組みも加わる。

2020年には民放ラジオ全99局が参加、月間ユニークユーザーが900万人を超え、2022年8月にはエリアフリーのラジコプレミアム(エリアフリー聴取)登録会員が100万人に到達するなど拡大を見せるradikoアプリだが、在宅リモート勤務や在宅授業などの普及も後押ししている。古今東西、なにかをしながら聴くことも可能なラジオである。ニーズが広がるリスキングのお供にも最適なアプリの一つだ。