NTT東日本は1月24日、地域の未来を支えるソーシャルイノベーション企業への転換に向け「地域循環型ミライ研究所」を2月1日から設置すると発表した。

これまで同社は、光ブロードバンドサービスの拡大やデジタルソリューションの提供を通じて、地域が抱える課題解決に努めていた。今後は、地域活性化を加速させるためには、課題解決のみならず、地域の資産や魅力(文化・食・自然)を生かし新たな価値創造を行い、地域が持続的に発展し、夢や希望が感じられる社会を創ることが必要であるとの考えから、同研究所の新設が決定したという。

  • 地域循環型ミライ研究所の概要

同社は地域の未来を支えるソーシャルイノベーション企業を目指すべく、同研究所を通じて、地域の持つ価値の創造や循環型社会の構築に取り組む。

同研究所は、地域の未来を支える人々と手を取り合い、地域資産の調査・研究を通じて、地域の魅力を再発見し、地域政策をともに検討・立案するのみならず、地域社会へ実装されるまで向き合い続けるとのこと。

同社は今後、地域の未来を支える価値創造パートナーを目指し、地域とのリレーションを生かし、地域の魅力や人をつなぐという新たな使命にチャレンジしていくとしている。