「SDGs」や「環境問題」という言葉を耳にすることが多くなった現代。個人での取り組みもさることながら、企業や自治体をあげての持続可能な社会の実現に向けた取り組みも重要視されている。

本稿では、企業の取り組みの例として、サーキュラーエコノミー(循環型経済)の仕組みを取り入れたサステナブルな大会運営を実現するべく、「サーキュラリティ評価」を導入した「楽天・ジャパン・オープン・テニス・チャンピオンシップ2022」(楽天オープン2022)から、楽天の見据える「持続可能な社会」について紹介する。

楽天グループのグループパートナーシップ戦略部スポーツ&エンターテイメントパートナーシップ戦略課でマネージャーを務める新保和洋氏、同じくマネージャーの村上和貴氏、佐脇風里氏、レコテックのサーキュラリティデザイナーである大村拓輝氏の4名に話を聞いた。

  • 左から、レコテック サーキュラリティデザイナー 大村拓輝氏、楽天グループ グループパートナーシップ戦略部スポーツ&エンターテイメントパートナーシップ戦略課 マネージャー 新保和洋氏、同 佐脇風里氏、同 マネージャー 村上和貴氏

3つの指標により、サーキュラリティ評価を算出

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