エン・ジャパンが運営する「エン転職」は12月6日、同サイトのユーザー12,038名を対象に実施した「冬ボーナスの納得度」についての結果を発表した。
今年の冬のボーナスが「支給される予定」と回答した人(全体の37%)に「支給額の評価に対する納得度」を聞いた質問では、48%が「納得していない」(あまり納得していない:27%、納得していない:21%)と回答する結果が出た。
ボーナス支給額の評価に対して「納得している」「やや納得している」と回答した人の理由としては、「ボーナス支給の決定方法が明確なため」(42%)、「会社の業績に見合っているため」(32%)という声が上がっているという。
その一方で、「あまり納得していない」「納得していない」と回答した人の理由は、「自身の成果が適正に評価されていないため」(40%)、「ボーナス支給額の決定方法が不明確なため」(37%)が上位になっている。
「ボーナス支給額の決定に最も影響がある評価」を聞いたところ、トップは「業績評価」(44%)だった。これに「年功評価」(21%)が続いており、「その他」と回答した人の中でも、個人の努力では変えられない支給額決定方法がある事実が判明しており、これにより納得度が下がる結果になっているようだ。
また評価面談の際に「アピールの工夫で査定がアップした経験が『ある』」と回答した人は13%おり、その工夫の方法としては「成果を出すために取った行動を具体的に伝える」(64%)、「上司に”報・連・相”を細かくすることで、信頼を獲得しておく」「自分の実績を数値化して伝える」(同率38%)という回答が上位を占めている。