UZUZは12月7日、リスキリングに関する意識調査の結果を発表した。これによると、リスキリングで学んだことを非常にまたはある程度活用できているという回答が6割近くに上った。
同調査は同社が10月25日~11月25日にかけて、UdemyおよびYouTubeのウズウズカレッジ内でアンケートにより実施したものであり、有効回答者数は134人。
リスキリングの目的では、「業務スキル向上、業務効率化のため」が37.9%で最も多く、以下「現職でのキャリアアップのため(昇格、異動)」(22.0%)、「転職のため」(18.9%)が続く。
学習時間をどの程度確保しているか尋ねると、「月に10時間以上20時間未満」(32.8%)が最多であり、以下「月に20時間以上30時間未満」(14.2%)、「月に60時間以上」(11.9%)の順だった。
学習しているタイミングでは終業後が41.9%と最も多く、休日(30.0%)と通勤中(11.5%)がこれに続く。
これまでにリスキリングにかけた費用の総額を尋ねると、3万円未満が59.7%と最多であり、3万円以上20万円未満が30.6%で続いた。
リスキリングで学んだことが、業務や自身のキャリアに活用できていると感じられるかとの質問には、「ある程度は活用できている」が41.8%と最も多く、「やや活用できている」(23.1%)と「非常に活用できている」(17.2%)を加えると、8割強が活用できていると感じている。
リスキリングを行う上で感じている課題を尋ねると、「効率的な学習方法がわからない(どのようなツール、教材を使用したら効率的にリスキリングできるのかわからない)」が31.2%と最も多く、以下「有効な学習対象がわからない(何を学習したら自分の目的が達成できるのかわからない)」(21.1%)、「学習時間をどのように確保したらいいのかわからない」(19.3%)が続く。
どのようなサポートがあればリスキリングの活用が進むと思うかを聞いたところ、「学習効果の改善(わからないこと、理解が浅いことを解消)」が24.3%と最多であり、以下「リスキリングの目的、目標の整理」(19.0%)、「リスキリングの具体的な学習内容、スケジュール策定」(17.5%)の順だった。