東芝データとスーパー細川は11月28日、大分県の県内事業者のDX(デジタルトランスフォーメーション)の取り組みを支援する「おおいたDX共創促進事業(湧く沸くDXおおいた)」の採択事業として、健康増進に役立つ商品や運動コンテンツなどをAIから推奨する提案型健康増進プログラムの実証実験を同日から2023年2月28日まで実施すると発表した。

「おおいたDX共創促進事業(湧く沸くDXおおいた) 」とは、スマホの普及やコロナ禍で日常に関わるさまざまな場面で急速にデジタル化が進み、あらゆる産業分野においてゲームチェンジが起ころうとしていることを背景に、大分県内事業者がDXによる競争力維持・強化、生産性向上、描いたビジョンの実現をサポートするもの。

同事業において実施される両社のプログラムでは、東芝テックの電子レシートサービス「スマートレシート」と、リンクアンドコミュニケーションのAI健康アプリ「カロママ プラス」を連携させる。

これにより、スーパー細川で買物した顧客の購買データとカロママ プラスに記録された実際の食事データや体重・歩数などのバイタルデータをもとに栄養素解析を行い、その人にあった健康増進に役立つ商品や運動コンテンツ等をAIから推奨する。

あわせて、栄養バランスを考えたレシピや健康増進に役立つ食品や商品のレコメンド、運動メニューなど健康コンテンツや地域イベントへの参加案内など役立つ情報を顧客に届けることが可能になっている。