アサヒビールは11月22日、社員への還元とともに、飲食店の利用を推奨することで、外食産業の活性化を図るため、在籍社員約3,200名を対象に1人当たり3万円を「外食支援金」として支給すると発表した。

支援金は12月の給与振り込みと同時に支給予定で、支給総額は約1億円に上る。

コロナ禍で売上が落ち込んだ飲食店向けのビールの瓶・樽容器は、社会経済活動の回復により、1月~10月累計の販売数量が2021年比で約5割増と回復傾向にあるという。

最近の物価高騰に伴い、「インフレ手当」を支給する企業も増えてきている。帝国データバンクが行った調査では、 4社に1社(26.4%)がインフレ手当に取り組んでおり、インフレ手当の平均支給額は約5万3,700円という結果が出ている。