Microsoftは11月18日(米国時間)、「Windows 11, version 22H2 known issues and notifications|Microsoft Learn」において、Windows 11において発生していたプリンタに関する問題を解決するとともに、これに関連して一時的に停止していたWindows 11 2022 Updateへのアップグレードを再開したと伝えた。
MicrosoftはWindows 11において一部のプリンタがカラー印刷、両面印刷、300x300dpiを超える解像度の印刷、用意サイズや用紙タイプを設定しての印刷など、プリンタ特有の機能を使用できない状況にあったことを確認している。この問題は、Windows 11 2022 Update (Windows 11, version 22H2)へアップグレードした場合にも引き続き発生することが確認されている。
このためMicrosoftは、問題が発生する条件を満たしている環境においてはWindows 11 2022 Updateへのアップグレードをブロックする措置をとっていた。この問題は2022年9月29日には認識されて、今回問題が解決されたとして2022年11月10日をもってブロックが解除されたことが報告された。これまで該当するプリンタ問題が原因でWindows 11 2022 Updateへのアップグレードが提供されてこなかった環境に対しても、Windows 11 2022 Updateへのアップグレードが提供されるようになったと報告されている。
なお、すでに該当するプリンタ問題に遭遇している場合、Windows 11 2022 Updateへのアップグレードによって問題は自動的に解決されると説明されている。