NTTPCコミュニケーションズは11月15日、Vade Japanが提供するAIベースの予測型メールセキュリティ対策「Vade Email Content Filter」をホスティングサービス「WebARENA」へ搭載し、従来のウィルス・スパムメール対策に加え、フィッシング、ランサムウェアなどのサイバー攻撃への対策を強化したメールセキュリティを、同日から提供開始すると発表した。

「Vade Email Content Filter」は、AIを利用して攻撃のコンテキストを分析し、0-Day攻撃や新しい攻撃を予測型で防御する。機械学習では、定義された特徴を用いて学習を行い、マルウェア判定用のアルゴリズムを作成してメールの特徴を評価することで、脅威検知が可能となるという。

  • c「Vade Email Content Filter」概要

「人工知能(AI)」に加えて、これまで14億を超えるメールアカウントでメールの特徴や振る舞いに基づく「スマートパターン」、専門のエンジニアによる「人間知能」により、脅威検知の精度を高めているという。

「Vade Email Content Filter」は、「WebARENA」の標準搭載として提供されるため、追加費用なしで利用できる。なお、既存ユーザーは、2023年3月末までに順次、メールセキュリティ対策が「Vade Email Content Filter」に変更されるという。

「WebARENA」サービス提供価格は、SuiteXスタンダードが、月額換算で1,497円(税込、年額17,967円(税込))。