ServiceNow JapanとNECは11月2日、ServiceNowが今年10月より提供しているグローバル協業プログラム「Partner GTM CoEプログラム」を国内で初めて適用)し、NECのDXの推進と顧客のDXを支援するための戦略的協業を加速すると発表した。

両社はこれまで、ServiceNowが提供する製品・サービスのNEC内での利活用や外販ビジネスの連携などを進めてきた。例えば、24種類のNECグループ内のITサービス問合せデスクを統合し、スタッフサポート工数の年間約2億円の削減や、問い合わせ解決時間の約60%削減などを実現している。

今回の戦略的協業により、NECは、ServiceNowの持つグローバルでのノウハウを活用して、自社内のCenter of Excellence(CoE)を強化するとともに、両社のテクノロジーやソリューションを組み合わせ、新規ソリューションの開発・販売・サポートを共同で行う体制を構築する。

具体的には、「Partner GTM CoEプログラム」の活用により、ServiceNowの支援などに基づき推進したNECのDXの知見・経験をリファレンスモデル化して供する。

  • 左から、Service Now Japan 執行役員社長 ジェームズ・マクリディ氏、NEC 執行役員常務 兼 CIO 兼 CISO 小玉浩氏