NTT Sports X、NTT東日本、NTT DXパートナー、ブレインスリープは10月31日、NTT Sports Xが運営するラグビーチーム「浦安D-Rocks」の選手に対し、コイン型睡眠計測デバイス「ブレインスリープ コイン」を活用し、パフォーマンス向上を目的とした睡眠サポートプロジェクトを11月より本格開始すると発表した。
「浦安D-Rocks」は、NTT JAPAN RUGBY LEAGUE ONEのディビジョン2に所属するラグビーチーム。
2022年11月1日より選手の睡眠計測を開始し、2022-2023リーグが開始する12月までの2カ月にわたりデータを取得する。期間中は取得する睡眠データの分析を継続的に実施し、リアルタイムで選手の体調変化とパフォーマンスを把握する。
検証では、さまざまな睡眠の要素の中で選手のコンディションおよびパフォーマンスに与える影響の大きい要因を抽出することよって、効率的にパフォーマンスを向上させる精緻な睡眠改善プログラムを構築していく。検証と並行して、取り組み期間中も、選手およびトレーナー等のチーム関係者に正しい睡眠知識を提供する。
事前準備として、選手に健康経営サービス「睡眠偏差値 for Biz」を実施してもらって、現在の睡眠状態の把握を試みた。その結果、選手の睡眠に関する偏差値は日本全国偏差より高かったが、日中の眠気や生産性についての数値が低く、睡眠の問題が選手のパフォーマンスに影響を与えている可能性が示唆されたとのことだ。