Microsoftは10月25日(米国時間)、「October 25, 2022—KB5018496 (OS Build 22621.755) Preview」において、「Windows 11 2022 Update」(Windows 11, version 22H2)に適用される予定の累積更新プログラムKB501849のプレビュー版の詳細を伝えた。この累積更新プログラムは2022年11月の定例アップデートでWindows 11 2022 Updateに適用されることになると見られている。

  • October 25、2022—KB5018496 (OS Build 22621.755) Preview

    October 25, 2022—KB5018496 (OS Build 22621.755) Preview

KB501849にはバグの修正のほか、機能の追加が含まれている。2022年11月の定例アップデートでこれら新機能がWindows 11 2022 Updateに導入されるものと見られる。

紹介されている新機能は次のとおり。

  • タスクバーの検索機能における視覚処理を強化。最初は少数のユーザーのみがこの機能を利用することができ、数カ月をかけて他のユーザーに対しても徐々に展開していく。
  • Microsoftアカウントを利用する際のバックアップエクスペリエンスを改善。視覚処理を強化するとしており、最初は少数のユーザーのみがこの機能を利用することができる。数カ月をかけて他のユーザーに対しても徐々に展開していく。
  • 設定アプリケーションのMicrosoftアカウントに関する処理を改善。例えば、Microsoft OneDriveサブスクリプションと関連するストレージアラートを管理できるようになる
  • タスクバーの右クリックで表示されるメニューに「タスクマネージャ」を追加。この機能は数週間でロールアウトされていく見通し

なお、プレビューの段階では数GBのファイルコピーに予測よりも長い時間がかかる問題(特にSMB (Server Message Block)を介してネットワーク共有からコピーする場合に発生しやすい)や、プロビジョニングバージョンで発生している不具合はまだ修正が行われていない。これらが2022年11月の定例アップデートまでに修正されるかどうかはまだわからない。