Impervaはこのほど、「Four Big Reasons to Update Your Software|Imperva」において、ソフトウェアを更新しなければならない4つの理由を紹介した。ソフトウェアとシステムを最新の状態に保つことはデジタルハウスキーピングの重要な要素であり、怠ってはならないと説明されている。

  • Four Big Reasons to Update Your Software|Imperva

    Four Big Reasons to Update Your Software|Imperva

説明されている主な内容は次のとおり。

(1)脆弱性を修正する

サイバー犯罪者は、ソフトウェアプログラムやオペレーティングシステムのセキュリティ上の弱点を悪用し、既知の脆弱性をターゲットにしたコードを作成する。悪質なコードが使われ、マルウェアなどに感染させるために悪用される。しかしながら、定期的なソフトウェアアップデートによって最新のコードでパッチが適用され、セキュリティを強化することができる。

(2)パフォーマンスを最適化する

ソフトウェアのアップデートは処理速度のアップグレードおよびラグやクラッシュなどの問題を最小化し、デバイスが最高の効率で動作することを保証する。ハードウェアの寿命を延ばし、ソフトウェアタスクの完了に必要な時間を短縮することでコストを削減できる。

(3)最新機能を使えるようにする

ソフトウェアを更新することで新機能の追加、インタフェースの整理と最適化、旧機能の削除、フィードバックに基づく最新の変更とアップグレードを適用することができる。ユーザーインタフェースに関して、現状のほうが使い心地がいいからといって古いソフトウェアを使い続けるのは逆効果とされている。アップデートを無視すると新機能だけでなく、セキュリティアップデートやパフォーマンス向上などの重要な要素も見逃してしまうことになりかねない。

(4)互換性を確保する

コンピュータや周辺機器をスムーズに動作させるには、ソフトウェアの更新が重要となる。ほとんどのコンピュータは箱から取り出したらすぐにアップデートが必要とされており、いくつかのドライバやオペレーティングシステムの一部はすでにパッチの恩恵を受ける可能性がある。

多くの場合、ソフトウェアやオペレーティングシステムの自動パッチ適用機能をオンにすることで、パッチ適用プロセスの一部または全部を自動化できるようになっている。ソフトウェアの更新を求められたら、その日のうちに更新することが強く勧められている。