NTTデータエンジニアリングシステムズ(NDES)は10月12日、C&Gシステムズと協創を開始し、製造業のDX推進に向けたソリューションの開発・販売を、共同で開始することを発表した。
今回の協創は、NDESとCGSの両社が独自に保有する技術とサービスの連携により、製造業における外部環境に適用する最新のIT技術をより早く顧客に提供し、生産性の改善だけでなくビジネスプロセス全体の変革に貢献することを目的としたものだという。
まずは、CGSのCAMエンジンを新商品「Space-E/CAM 2022」に採用し、販売を開始する。「Space-E/CAM 2022」は、1999年から販売しているCAD/CAMシステム「Space-E」の後継シリーズで、CGSの高品質な加工を実現するCAMエンジンを採用。
今後は、CGSのCAMエンジンのOEM提携し金型製造分野・部品加工分野における自動化、省人化機能の共同開発・販売を行うほか、NDES保有のクラウド環境を共有活用し、両社共同で機能の拡張開発・販売を行う。そのほか、設計から製造現場まで国産トータルソリューションを創出するとしている。