Microsoftは10月4日(米国時間)、「Rolling out new features for Windows 11, version 22H2 in the Release Preview Channel|Windows Insider Blog」において、先日配信を開始した「Windows 11 2022 Update (Windows 11, version 22H2)」に新機能を追加する新しいリリースプレビューの配信を開始したと伝えた。このアップデートでは、これまで見送られていた要望の高かった機能が導入されている。
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Rolling out new features for Windows 11, version 22H2 in the Release Preview Channel|Windows Insider Blog
Windows 11, version 22H2 Build 22621.608 (KB5017389)で導入された注目の新機能は次のとおり。
- ファイルエクスプローラにタブを導入
- ファイルエクスプローラのホームページで重要なファイルをピン留めする機能を導入
- Microsoft OneDriveの共有ファイルに対する同僚のアクションを表示する機能を追加
- コピーするアイテムに推奨アクションを表示する機能を追加(ただし、米国、カナダ、メキシコのみ)。電話番号や日付のコピーを行うと、推奨アクションとしてMicrosoft TeamsやSkypeで電話をかけたり、カレンダアプリにイベントを追加するかどうかといった提案が表示される
- タスクバーにオーバーフローメニュー表示機能を追加。オーバーフローしたアプリを1つのスペースに表示するメニューへのエントリポイントが表示されるようになる
- これまでよりも多くのデバイスと共有できるように機能を改善
該当する累積更新プログラムを適用しても、すべてのユーザーに上記の機能が追加されるわけではないとされている。Microsoftはフィードバックを監視しつつ、状況をみながらこれら機能の配信を行うと説明している。
ファイルエクスプローラにおけるタブの導入は、これまで最も要望の多かった機能とされている。先日配信が始まったWindows 11 2022 Updateはこの機能に対応しているとしつつも、その機能は今後のアップデートではじめて提供されると説明されていた。
今回のMicrosoftの発表は、ファイルエクスプローラにおけるタブに関する取り組みが進んでいることを示している。今後のアップデートのどこかのタイミングで、ファイルエクスプローラにおけるタブUI/UXがデフォルトで提供されることになるとみられる。