CENTURY21中央プロパティーは9月1日、共有持分や借地権など相続時にトラブルの多い不動産に特化した売却価格の査定サービス「AIde査定」を同日から無料で提供開始したことを発表した。
同サービスは、少子高齢化が日本の課題として取り上げられるようになった現代で、相続時に発生する不動産に関してもトラブルが年々増加していることを背景に開発された。
同サービスはAIによる物件査定と不動産鑑定士による物件査定のW査定で売却価格を算出するため、相続不動産の売主へ適正な売却額を素早く、無料で提示できることを特徴としている。
同サービスのAI査定には、ソニーグループが開発したAI技術を活用した不動産査定書作成サービス 「SRE AI査定CLOUD」が利用されている。これにより、膨大なデータに基づいてAIが価格を算出しているため、市場価格に沿った適正な売却額を素早く算出することが可能だという。
同サービスは、物件の売却が前提で、同社と面談をした顧客であれば、無料で提供される。
また、今年中に不動産の市場価格がその場でわかるオンラインAI査定サービスとして「AIde査定クラウド」の提供が予定されている。