長谷工グループは8月29日、賃貸マンションオーナーと管理会社のコミュニケーションをWeb上で行うサービス「HOLiY(ホーリー)」の提供開始を発表した。

  • 「HOLiY」サービスイメージ(同社資料より)

7月より開始されている「HOLiY」は、グループ内のマンション管理会社長谷工ライブネットに管理委託しているマンションオーナー専用のサービスで、同社との賃貸マンション運営に必要な情報のやり取りをWeb上で行うことができるコミュニケーションサービス。物件の入居者募集、入居者退去後の現状復帰工事の状況や手続き、月次収支報告書をWeb上で確認できるほか、トラブル発生時に管理会社の担当者にチャット感覚で相談を行えるもので、サービスはスマートフォンやPCで無料利用できる。

  • 「HOLiY」のメッセージ機能と管理状況確認機能(同社資料より)

同サービスは、長谷工グループのIT投資戦略プロジェクト「FIT-PJ」から生まれたサービスで、協力会社としてウルシステムズ、コンセント、ケンブリッジ・テクノロジー・パートナーズが参画し開発。同プロジェクトからは、分譲マンション管理組合向けの管理受託サービス「smooth-e」や新築マンション購入者にAIでおすすめ物件を紹介する「マンションFit」、賃貸・分譲マンションのAI検索サイト「ミナイエ」などのサービスが生まれており、今後もグループ内より選抜されたメンバーにより新しいイノベーションプロジェクトの創出が進められる。