電算システムは8月22日、国土交通省・都道府県・市区町村等の発注工事の中間工事検査、複数工事現場管理を行うための遠隔臨場システム「BizCamera(ビズカメラ)」を発表した。9月1日より提供を開始する。

  • オフィスから国内・海外の現場をリアルタイムに検査・監査が可能に

    オフィスから国内・海外の現場をリアルタイムに検査・監査が可能に

「BizCamera」は、圧倒的なブレ補正・細部視認可能な高画質、映像水平維持を実現し、現場の視点をより正確に遠隔から確認できるザクティの遠隔支援ソリューションと、電算システムのデータ転送サービス「BizTr@nk」を組み合わせた遠隔臨場システム。

データは管理者より許可されたメンバーのみが閲覧できる環境に保存される。また、ザクティが提供する遠隔支援ソリューションは「NETIS」に登録されており、Android端末、Windows PC、iPhone、iPadにも接続できる外部カメラとなっている。

受注者は遠隔臨場システムを利用して、実際の工事状況を映像と音声で発注者に説明することで、残業規制の中、準備にかかっていた時間を短縮でき、かつより正確な情報の伝達が可能になるとしている。電算システムは「BizCamera」の提供を通じ、土木・建築分野における中間工事検査、複数工事現場管理の効率化をサポートしていく構えだ。