LayerXは8月10日、経費精算システム「バクラク経費精算」について、クラウド会計ソフト「freee会計」のAPI(Application Programming Interface)に対応したことを発表した。これにより、バクラク経費精算の仕訳データと証憑データをワンクリックでfreee会計に連携できるようになる。

  • バクラク経費精算がfreee会計 APIに対応した

    バクラク経費精算がfreee会計 APIに対応した

バクラク経費精算は、複数のレシートや領収書を一括アップロードすることで、AI(Artificial Intelligence:人工知能)が自動でデータ化する機能を備える。その他、領収書の使いまわしを自動で判定するなど、経理担当者を支援する機能が特徴だ。

一方のfreee会計は経理作業を支援するクラウド型の会計ソフトであり、経理に慣れていない人でも簡単に操作できることを目指しているという。AIによる自動仕訳などの機能を持つ。

今回のアップデートによって、freee会計ユーザーは仕訳におけるCSVファイルのエクスポートや編集、会計ソフトへのインポート、領収書の証憑保管におけるアップロードの作業が効率化できるため、これまで以上に迅速な経費精算業務が見込めるとのことだ。

バクラク経費精算の利用は初期費用が不要で月額費用2万円から。セキュリティや電帳法への対応といったオプションも設定可能。無料トライアルも可能で、詳細は要問い合わせ。