バルテスは8月2日、運営する品質向上プラットフォーム「Qbook」において実施した 「Internet Explorer 11 サポート終了に関するアンケート調査」の結果を発表した。同調査の回答者は、事業所・企業に所属している440名。
マイクロソフトが提供していたInternet Explorer(以下、IE)は今年6月15日にサポートが終了した。同社は現在、IEベースのWebサイトやアプリを使っている企業に対し、 EdgeのIEモードを使用するよう呼びかけている。
現在の業務で 「IEを使用している」という回答は12%、 「EdgeのIEモードを使用」しているという回答は35%となり、 回答者の4割以上がIEサポート終了後もIE(EdgeのIEモード)を使用していることがわかった。
現在も業務でIEあるいはEdgeのIEモードを使用している理由は、「社内の業務システム上利用せざるを得ない」が65%と最も多かった。これに、「顧客対応で必要」(17%)という回答が続いた。 「自分が使い慣れている」 「社内でIEを使うよう決められている」といった回答も一定数見受けられたという。
EdgeのIEモードを使用している人に、 IEと比べて挙動などに差異や問題があるかを聞いたところ、 19%が「差異や問題がある」と回答。具体的には、 「読み込みスピードが違う」 「画面レイアウトの崩れ」 「いくつかの基幹業務システムが動作しない」 「30日毎にInternet Explorerモードページの設定が必要とされる」といった問題があるようだ。