錫製品の製造販売を手掛ける能作は、7月28日、JR東日本が運営するAlカメラを活用したオンライン接客型店舗「JRE MALL Meet」において、同社製品の販売実験を 8月1日から開始することを発表した。

「JRE MALL Meet」とは、2022年6月30日から実証実験が行われているもので、JR東日本のECサイト「JRE MALL」で取り扱っている商品を実際に触れながら、オンラインを通して接客を受けられるという店舗サービス。

駅というリアルな交通拠点からオンラインというツールを通して、「人と人」「人とモノ」「人と地域」を結ぶことをコンセプトに商品を紹介しているという。Ideinが開発・運営するAIプラットフォーム「Actcast」 のAIカメラを活用した店舗では、展示前通行客や顧客属性の把握、モニターや商品の視認率等の分析、来店通知機能が使用可能だという。

  • JR東日本による実証実験の様子

期間は8月1日~8月31日の1か月間で、JR大宮駅構内の「JRE MALL Meet」ショーケースで「錫100%製のテーブルウェア」を展示するという。来店客は実際に製品を手に取り、気になる製品があれば画面越しにオンライン接客を受けながら、JR東日本のECサイト「JRE MALL」で購入できる仕組みとなっているという。

また期間中は、「JRE MALL Meet」に設置のモニターで、富山県の能作本社工場より生配信で「オンライン工場見学」や、「錫製品の使い方レクチャーオンラインイベント」を開催されるという。