SMBCクラウドサイン(SMBCCS)と三井住友銀行は7月21日、クラウド型電子契約サービス「SMBCクラウドサイン」で締結した契約書の書類情報を自動で登録する機能「AI契約書管理」を共同開発したと発表した。同機能は「SMBCクラウドサイン」の有料プランの利用ユーザーが無料で利用でき、SMBCCSと弁護士ドットコムの2社が提供する。
現状、「SMBCクラウドサイン」のユーザーは、契約締結後にそれぞれの「契約日」や「契約相手名称」、「取引金額」などの契約書の情報を手元のリストや台帳、「SMBCクラウドサイン」内に手入力している。同機能は上記のような契約書情報をシステムにより解析し、「SMBCクラウドサイン」へ自動反映するものだ。同機能によって契約書管理実務の大幅な効率化や検索性・一覧性の向上を実現できる。
今後もSMBCCSでは、電子契約サービスを中心に、契約の作成からレビュー、締結、管理まで含めた契約のライフサイクルマネジメントサービスの開発・提供するとともに、契約データを活用した新たなサービスの創出も進める。