野村総合研究所(NRI)は7月20日、グローバルでiPaaSソリューションを展開するBoomiとの間で、5月23日にパートナーシップ契約を締結したことを発表した。
NRIでは、業務システムが多様化・複雑化するという課題を解決するためには、データ連携や統合的なデータ管理を可能にするiPaaSを用いることが必須と考え、デジタル業務改革コンサルティングの強化に必要な要件を満たす製品としてBoomi AtomSphere Platformを選定。さらに今後のビジネス連携の強化を目的として、Boomiとパートナーシップを締結した。
今後、NRIが提供するSaaS製品を組み合わせたデジタル業務改革コンサルティングにおいて、Boomi AtomSphere Platform を活用することで、「業務利用に適した統合プラットフォームの構築」と、「企業のデータ活用支援」を強化するという。
Boomi AtomSphere Platformを用いてSaaS同士、SaaSとオンプレミスシステムの間のデータ連携を行い、全社で統一的な業務利用に適した統合プラットフォーム構築を支援する。データの統合管理をすることで、従業員がこれまで実施していた手動のオペレーションやデータ二重入力等の負荷軽減も見込めるとしている。
また、複数のクラウドサービスで管理しているデータをBoomi AtomSphere Platformで連携、統合管理することで、自社の資産であるデータの利活用を促進することが可能となる。データを統合管理することにより、経営に寄与する気づきを得て、ビジネス拡大を継続的に支援するという。