Slackは7月13日、7月17日の世界絵文字デーにちなんで、Duolingo と共同でハイブリッドワーカー9,400人を対象に実施した絵文字の活用状況に関するアンケート結果を発表した。国によって、絵文字の使い方は異なるのだろうか。

今回アンケートを実施したのは、アメリカ、イギリス、カナダ、フランス、日本、中国、シンガポール、インド、ドイツ、韓国、オーストラリアの11カ国。

インド、中国、アメリカでは、絵文字の少ないメッセージを「もの足りない」と感じる傾向が特に高く、世界平均の58%に対し、それぞれ85%、74%、71%だったという。

友人へのメッセージで絵文字を使う人は73%、家族へのメッセージで絵文字を使う人は68%だったのに対し、30%は上司へに対して絵文字は絶対に使わないと回答したという。

また、今回の調査で、絵文字は広く使われる一方、意味が曖昧なものがあることも明らかになった。調査では、約58%が特定の絵文字に複数の意味があるのを知らなかったと答えたという。

Slackはその要因の1つとして、世代の違いを挙げている。グローバルでは、若い世代ほど自分が送った絵文字が相手から誤解された経験があると答えているとのこと。

  • 今回の調査で、特に解釈が分かれることが判明した絵文字 資料:Slack

  • ハートマークがついた絵文字も国によって解釈が分かれる 資料:Slack