Microsoftは7月12日、「2022 年 7 月 12 日 — KB5015814 (OS ビルド 22000.795)」において、Windows 11向けのセキュリティ更新プログラム「KB5015814」のリリースをアナウンスした。

この更新プログラムでは、PowerShellにおけるセキュリティ上の問題が修正されているほか、6月23日にプレビューリリースされたKB5014668における機能強化も含まれている。

  • Windows 11 KB5015814

    Windows 11 KB5015814

リリースノートによれば、従来のPowerShellでは、PowerShellログを有効にしている場合にトランスクリプトログに暗号化解除されたパスワードが含まれる可能性があったという。KB5015814ではこの問題が修正され、安全にPowerShellログを利用できるようになった。

一方、以前にリリースされたKB5014668には、Wi-Fiホットスポット機能が利用できない問題を含む複数の問題に対する修正や機能強化が含まれている。KB5014668における修正内容の詳細は次のリリースノートにまとめられている。

KB5014668はプレビューリリースだったため、Windows Updateの自動更新の対象外だったが、もしKB5014668をインストールしていなかったとしても、KB5015814によってこれらの機能強化が適用されることになる。KB5015814はWindows Updateによって自動でダウンロードおよびインストールが実施される。