アイティフォーは7月11日、デジタルサービス事業および決済代行事業などを行う新会社「シディ」を7月7日に設立したことを発表した。新会社では、システム構築から決済処理などを一元化したデジタルプラットフォームの構築を実現すべく、決済代行事業に参入するという。

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新会社における当初サービスは、JCB、Visa、Mastercardなど国際ブランドのクレジットカード決済に対応したアクワイアラーと包括代理加盟店契約を締結し、加盟店に対して日本国内で利用可能なクレジットカードブランドによる決済手段を提供。アイティフォーの既存システムなどとシームレスな連携を実施し、決済処理までを包含したプラットフォームサービスを実現していくという。

また、デジタルサービス事業者との連携や協業などを通じ、関連するシステムを一元的に提供することで導入や運用の負荷を軽減し、サービス利用者である加盟店などは本来注力すべきビジネスへ専念できるようになるとしている。

将来的には、より市場のニーズに適した新サービスの検討や提供も企画していく予定だということだ。

新会社シディの所在地は東京都千代田区一番町。資本金は1,000万円、出資比率はアイティフォー 100%。社名の由来は、「Synapse(繋ぐ・結合)」と「Buddy(仲間・相棒)」を組み合わせた造語。