ソフトバンクロボティクスは6月27日、ファインピースおよび同グループ(自動車整備補助金助成金振興社、ESG/SGDs導入支援機構)とソフトバンクロボティクスが展開する人型ロボット「Pepper」を活用した教育サービス「Pepper for Education / Pepper 社会貢献プログラム2」において、業務提携することを発表した。

  • Pepper for Education及びPepper 社会貢献プログラム2の提供内容

    Pepper for Education及びPepper 社会貢献プログラム2の提供内容

ファインピースとソフトバンクロボティクスは、企業が支援してPepperを教育機関に導入するパッケージ「Pepper ふるさと教育支援」を自動車整備業界の企業に向けて共同提案する。さらに、今後導入したPepperを活用して児童・生徒たちが「自動車×環境」について学べるオリジナル教材を、支援企業とソフトバンクロボティクスが共同で制作し、提供することも計画しているという。

  • 特徴

    特徴

「Pepperふるさと教育支援」は、企業が自社で契約した人型ロボットPepperを地元自治体や学校・教育機関に無償提供し、地域のプログラミング教育を支援できる仕組み。自治体や学校・教育機関が持つ「プログラミング教育の予算不足」「企業と連携した教育活動の実現」という課題の解決と、企業側が単独では取り組みにくい教育領域での「SDGsの取り組み推進」「地域社会貢献」、これらの実現による「ESG投資対策」というニーズをつなげる役割を果たしているという。

「Pepper for Education」はPepperとともに、簡単にPepperを動かすプログラミングができるツール「Robo Blocks」や、Pepperと一緒に学べる教育アプリなどをセットで提供する教育機関向けのサービス。Pepperを教材として、子どもたちの課題解決力を育むことを目的に、「探究型学習」で活用できる。「Pepper 社会貢献プログラム2」は、自治体や非営利団体向けに提供する「Pepper for Education」と同等のサービスとなっている。