アステリアは6月14日、データ連携ツール「ASTERIA Warp」について、GMOインターネットグループのGMOグローバルサイン・ホールディングス(以下、GMOグローバルサイン・HD)が提供するクラウド型電子契約サービス「電子印鑑GMOサイン」との連携を開始することを発表した。

同日より新たに提供する連携テンプレートを活用することで、ASTERIA Warpを介して電子印鑑GMOサインと複数の業務システムをノーコードで連携させることができるようになるのだという。

これによって、システム連携のための開発工数を削減するとともに、コスト負担やエンジニア人材のリソース不足の解消が見込めるとのことだ。電子印鑑GMOサインと複数の社内業務システムを迅速に連携できるようになることで、契約業務を効率化し企業の脱ハンコやペーパーレス化を促すとしている。

  • 「ASTERIA Warp」と「電子印鑑GMOサイン」の連携イメージ

    「ASTERIA Warp」と「電子印鑑GMOサイン」の連携イメージ

電子印鑑GMOサインは契約の締結から管理までをワンストップで行えるクラウド型の電子契約サービスだ。一方のASTERIA Warpは、社内のさまざまな業務システムやサービス間の連携をノーコードで実現するデータ連携ツールである。

今回の連携サービスは両サービスのオプションとして提供する。サービス利用には、電子印鑑GMOサインの「契約印&実印プラン」と連携オプションの申し込みが必要だ。契約印&実印プランは月額9680円での提供で、連携オプションの価格は要問い合わせ。ASTERIA Warpの製品利用料金についても問い合わせが必要だが、連携テンプレートは無料で提供するという。